かけがえのない一人一人の子どものために
これまでの「特殊教育」制度から「特別支援教育」制度に改正されて19年経ちます。この間、日本政府は国連「障がい者権利条約」を批准し(2014年1月)、また、「障害者差別解消法」が施行され(2016年度〜)、国民に「合理的配慮」が求められるようになりました。
また、本会が発足して21年目になります(2026年1月『設立20周年記念誌』発行)。
このことは、今後ますます、私たちの努力や活躍が求められているものとして捉えることができます。
また、文部科学省は、2017年度から、障がい児の教育について、これまでの学校教育政策から生涯学習政策への転換を打ち出しました。「学校卒業後における障害者の学びの推進に関する有識者会議」が設置され、『障害者の生涯学習の推進方策について―誰もが,障害の有無にかかわらず共に学び,生きる共生社会を目指して―(報告)』と題する報告書が出されました(2018年3月)。
私たちは、このような、新たな時代的要請をしっかり受けとめ、これまでにも増して、かけがえのない一人ひとりの子どもに、学校教育だけでなく、乳児期から卒業後の成人・高齢期まで生涯にわたって寄り添い、彼らの豊かな学びと人間的成長を支えていくために、さらに研鑽に努め、福祉・労働分野をはじめ関係する多くの方々との連携・協働の輪を広げ、地域の隅々に子どもたちの豊かな人間性と個性を輝かせる特別支援教育の充実と発展のために努めて参ります。
本会に対するみなさまの、相変わらぬご理解とご協力をお願いいたします。
令和8(2026)年7月2日
会 長 田中 良三

